『黄砂』とは

黄砂とは、3月から5月にかけて中国大陸西部のタクラマカン砂漠付近で巻き上げられた直径0.1mm以下の細かい土の粒が上空の強い偏西風に乗って運ばれ、日本付近に落下します。空が黄褐色となって視界が悪くなる。黄砂は、主に九州で多く見られる現象であったが、北海道でも観測されるなど最近日本での観測が増えいる。
考えられる原因としては、黄砂を起こす元になっている高気圧帯が以前は中国西部のタクラマカン砂漠付近であったが、近年は中国北部のゴビ砂漠付近に移動してきたため、より日本に近く、しかも北に移動したために、日本での観測回数が増えたと考えられる。しかし、なぜ高気圧帯が北に移動したか原因は、地球の温暖化との関連も推測されているが、まだ解明されていない。さらに、気候の変化や人間活動などでこのモンゴル草原地帯の土地が放牧等(羊は草の根まで食べつくす)により荒廃して、砂漠化が進んでいるのも原因となっていると考えられている。我が茨木地区でも4/8には夜と見間違うばかりの黄砂が到来していた。その後関東地方でも。 また明日は雨との予報であるがそのあとの風に乗った黄砂到来と心配もされている。