手段を選ばず・・・

トラの岡田監督が、対巨人2回戦の二回表終了時に、球審に対し、巨人ベンチから打席の打者に対して声を出す“球種の伝達行為”と疑わしき行為が行われていることを指摘。橘高球審もこれを認め、巨人原監督に注意
伝統の一戦にあるまじき“スパイ行為”に岡田監督も黙ってはいられなかった。初回の守り。いきなり無死一、二塁で打者・二岡の時にそれは起こった。カウント2―0からの3球目、打者寄りに捕手・矢野が体を動かしたときに、一塁の巨人ベンチから「ワァー」と声が出た直後に、140キロのストレートを二岡はきれいに捕え、三塁横を破る適時二塁打になった。このとき、矢野が橘高球審に「声を出している」と指摘。この回の守りが終わった後、矢野から事情を聴いた岡田監督が二回表終了時に橘高球審に対し「ベンチから声を出すのは“球種の伝達行為”に当たるんじゃないのか」と訴えた。橘高球審は『私も声を出しているのは聞いた、岡田監督は村田コーチだ』と言われていましたと。球種を伝達しているかどうかは分からないが、12球団監督会議での取り決めに違反しているということで、原監督に『声を発するのはやめてください』と言いにいきましたと説明。指摘後は収まったが、真剣勝負の場での“スパイ行為”と見られてもおかしくない行為に指揮官は憤りを隠せない。前夜はストライク、ボールの判定に泣かされ、審判控室まで抗議に行き、追い討ちをかけるようにこの日は“スパイ行為”。巨人の快進撃で、伝統の一戦はここ数年なかった盛り上がりを見せているが、“スパイ行為”で水を差されるのは本望ではなく、正々堂々と勝負を決する、ファンの望みはそれだけ。でも、『勝負事は勝たねば・・・どんな手段を選ぼうともねぇー』弱かった巨人さん!! いいコーチがいらっしゃいますね。今年も『トラ好き』の私のひとり言です。 (悔しいけどトラファンの負け惜しみに聞こえますか?)