「日本酒で乾杯の町」は・・・

全国の自治体で初めて「日本酒で乾杯のまち」を宣言した多可町は、十月に開く秋恒例の「日本酒の日コンサート」での振る舞い酒を中止することを決定。“ほろ酔い歌手”として知られる加藤登紀子さんを招き、地元の酒米山田錦で造ったオリジナル日本酒をお披露目する名物コンサートだが、全国で飲酒運転による重大な事故が続いており、町は「飲酒運転防止へ積極的な決断をした」としている。旧中町(現多可町中区)が「最高級酒米山田錦発祥の里」を全国に発信するため、十月一日の「日本酒の日」に開き、合併後の多可町が引き継いでオリジナル日本酒も人気を集め、会場で入場者らに振る舞うなどしていた。今年三月には「乾杯のまち」宣言を行い、町内の催しで乾杯に日本酒を使うなどPRに取り組んではいるが、町は「公共ホールで酒を振る舞い、入場者の飲酒運転を助長する結果になってはいけない」と中止を決定。入場者の大半がマイカーを利用する地域事情もあり、また、今年は入場者が帰る際にカップ酒を配る予定で、「コンサートの雰囲気と一緒に持ち帰って、自宅で乾杯してほしい」と苦肉の策を。飲酒運転事故が多発している中での決断、アタリマエのことで、逆に日本酒山田錦の宣伝効果多大と思いますが・・・

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