熱中症には・・・

fuku29haru2007-07-20

梅雨が明ければ、強い日差しが顔をのぞかせ始め夏本番。熱中症で病院に運ばれる人が増える。
熱中症は、体温を調整する仕組みが破綻し、体温が著しく上昇した状態のことで、人は暑くなると、末梢血管を拡張させ多くの血液を外気に触れる皮膚に集めたり、かいた汗を蒸発させることで体温を保とうとするらしい。
この時に水分補給を怠ると、体内は脱水状態になり、体を流れる血液量が減り、脳への血流が不十分になってめまいを起こしたり、汗で流れ出た分の塩分が不足して筋肉が硬直したりする。(山歩きで経験)
そしては頭痛や嘔吐、虚脱感などに襲われ、さらには体温が40度以上になって、意識障害や運動障害を起こす。普通は日陰などで横になり、失った水分や塩分を補給すれば回復する。
 
環境省の「熱中症保健指導マニュアル」は、予防のポイントに▽屋外では帽子▽水分をこまめに摂取▽日陰を利用する の三点。
中でも、のどが渇く前に、汗をかいて失った水分を補給することが大切というがそのタイミングは難しい。運動などで大量に汗をかいた場合は、1リットルの水に2グラムの塩を入れた0・2%程度の食塩水を飲み、汗とともに失った塩分も補給するのも大切という。
こんな症状の時にはスポーツドリンクも薄めて飲むと良いとも・・・