NHKの組織としての責任は・・・

 NHK記者が滋賀県警大阪府警の合同捜査本部に非現住建造物等放火未遂容疑で逮捕された事件を受けNHKの会長は6日、東京・渋谷の放送センターで会見し、自らを含めた幹部4人の役員報酬を一部返上することを明らかにし、被害者、視聴者らに対する「見える形のおわび」とした。会長は「あくまで自発的なもの」としたうえで、自身や容疑者ら関係者の処分については「捜査の進展を見ながらできるだけすみやかに決めたい」と。
会長は「基本的には記者個人に起因すると考えている」と、組織的な問題が背景にあったとの見方を否定。
 NHKによると、事件に関して視聴者から寄せられた電話は6日午後6時までに523件。「なぜこんな記者を雇ったのか」などと、批判や抗議が大半だったと。(役員の責任について批判はなかったのかな?)
会長は同日放送された広報番組で「報道に携わる者が重大な犯罪を引き起こしたとして逮捕されたことは、決して許されないことです。ざんきに堪えません。被害に遭われた方々や関係者の方々、視聴者の皆様に心からおわび申し上げます」と陳謝。
NHKが5月の事情聴取を知っていたのなら記者を処分したり、身内であっても報道機関として自ら、なぜ調査しようととしなかったのか。やはり、NHKでは不祥事や事件が相次いでいたため、事件を隠蔽しようとしたのではないかと思われてもしかたない。いずれにしろ、NHKの組織としての責任は重大ではないだろうか。例の事件以来受信料不払いが増加し、前会長更迭後、改革案をいろいろと発表しているようた゜が、役員をはじめ幹部、一般職員にはいまだ危機感の認識はほぼ遠いとも思われる。このような事態が続く限り、不払いのますますの増加は過言ではない。

組織としてはあの大惨事を起こしたJR西と同様にも思われますね・・・
あらためて、JR西の大惨事に遭われた皆様に、心からお悔やみ申し上げます。