注目の国会議員年金:10年以上は返還か給付の選択制に 

来年4月の廃止で一致している国会議員互助年金(議員年金)について、現職議員が払い込んだ掛け金の扱いに関する与党方針をまとめた。来年4月1日時点で在職10年未満の議員には一括返還し、10年以上の議員については返還か掛け金に応じた年金給付かの選択制にする。また議員年金廃止後、全議員が厚生年金に加入する方向で検討を進める。
現職議員には一律返還する方針だったが、しかし、返還金は所得税の対象となるため、廃止時点までの掛け金に応じて給付を受けられる措置の検討を求める声が与党内から出ている?年金給付を選んだ場合は、現行の7割程度の額とし、返還でも一定割合を削減する方向で詳細を詰めるとのことだが。 一方、国会議員の厚生年金加入については、衆参両院議長を雇用者、議員を被雇用者とみなして行う。厚生年金の掛け金は労使が折半で負担しているが、国会議員の雇用者部分は国費で賄わざるを得ないため、与党内にも「議員の加入はそぐわないのではないか」と疑問視する声があるとのことであるが・・・さて皆さんこの矛盾した与党方針には我々国民の納得できない点がありまっせ。
①10年以上の議院についての措置 掛け金に応じた年金給付?冗談を言っちゃ、議員年金は廃止ですよ。年金一本化の方針でしょ、二本立てになりますよ。
返還金は所得税の対象?何が気に入らないの?今まで払っていたのは控除対象で所得税が少なかったのですよ?控除対象であったのだからあったりまえでっせ。税収不足なのをもちろんご存知じゃなかったの?
③以後厚生年金に加入?労使折半ですよ、なぜ国費で二分の一を賄うの?国民年金ではなぜいけないの?
与党としてせっかく議員年金廃止案を打ち出したのに、もっとすかっとした国民は納得する詰めを期待しているのですよ。