日本海側の大雪を尻目に・・・富士山にはなぜ

東京に行った人の話によると新春を彩るはずの雪化粧の富士山は、地肌が見える日が目立ち、冬の富士の山のイメージが全然違っていたらしい
 富士山の初冠雪は昨年10月11日。04年に比べ10日も早かった。その後、日本列島は記録的な「寒い12月」を迎え、豪雪の年明けとなったが、初冠雪以降の富士山はあまり雪が積もらなかった。8日午前では中腹以上に雪があったが、9日の観測で消えてしまい、雪はうっすらとしか残っていない。「いつもの年はとっくに真っ白なのに…」原因は、関東から東海地方にかけての太平洋側の記録的な少雨。大陸から乾いた冷たい風が日本海に吹き、海から水蒸気の供給を受けて雪雲を作り、本州中央にある山岳地帯にぶつかると積乱雲に発達し、日本海側に大雪を降らせる。その後は、太平洋側に抜けていくが、降雪で水分が抜けるため、冷たく乾燥した空気が関東や東海地方に吹いているのが原因。ウワサでは噴火の前兆ではないかと騒ぐ人もいるらしいが、雪が少ないのは地震やマグマ活動などとは関係ないとのこと。予報では13日からの今週末に、白くきれいな雪化粧の富士山が見られるのでは。。。
やはり冬の富士山のイメージは国民みんなの目に焼きついているはずなのに全然違ったようだとやはり気になりますよね。