某銀行で伝票綴りが紛失・・・

某銀行某支店で昨年9月21日の取引伝票が紛失したと、外部に流失した形跡はなくて、「誤って廃棄された可能性が」と発表。「伝票に基いて簿記は成り立つ」オンライン化が進み、全ての取引記録はコンピューターに記録されているが、全ては伝票に基いている。取引基盤の伝票紛失とは金融機関に元関係していた者としては何たる失態といいたくなる。 紛失したのは、昨年9月21日に使用された入出金用などの伝票つづり2冊のうち1冊。同12月に支店内の伝票などの確認作業をしたところ、なくなっていることが分かったらしい。銀行って昔は1円でも合わなければ残業してまで探したことがあったが、その当時は取引基盤の伝票が紛失していれば、それこそ大変だったはず。取引の根本である伝票の重要性を軽んじてはいないだろうか。古い人間かもしれないが、「伝票の重要性」を徹底的に先輩から叩き込まれたことを懐かしく思い出す・・・